参議院議員 山東昭子 さんとうあきこ  
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6月19日(火) 滋賀夕刊  さわやか山東演説
18日長浜で、参議院議員山東昭子さんの講演を聴いた。会場の長浜市民交流センターは満員の盛況で、川島信也長浜市長も公務のかたわら駆けつけて、参院比例区に立つ山東議員に支援の声をおくった。今回の同議員の講演のテーマは「食育」だった。

食育とは漠然としているが、食が健康を受給し、食が家庭の団欒と子供の教育に結びつくことの意義は大きい。ある意味では、明日の日本と日本人の将来を考える点で目下の政治と国民生活の最大の課題といってよいかもしれぬ。

山東議員は、環境庁政務次官、科学技術庁長官など要職を経て、目下、自民党の両院議員総会長、日本食育を進める会の会長など行動力と政治的信念の熱さは広く知られているが、ぼくが最も評価するのは、利権色のない、食育問題に政治生命を託してさきの国会での食育基本法成立の生みの親となったことである。

食の安全、食のもたらす体力づくり、食を通じての文化と伝統など、この方面の課題は多岐にわたるが、例えば、「安全」一つをとらえても、これまでの日本の政治は業界に遠慮してか及び腰であった。農業や食品添加物における化学部質の規制にしても欧米よりはるかに揺れている。こういう安全面における法の切り込みも、食育法の大きなテーマである。
その他、家庭における孤食傾向、家族ばらばらの食生活のもたらすひずみ、あるいは、仕事や時間の忙しさがファーストフード依存をうむ。その他、児童の欠食。手作りぬきの外食傾向などのもたらす伝統的食生活の破壊、それに影響される不健康と感謝を忘れた灰色の生活。学校教育のみならず、社会教育の場における食生活の見直しは、日本人の情緒とも深く関わってゆく。

同議員は、国民の覚悟としてこれまでは国に依存する被補助被育成体質だったが、これからは、国民一人一人が攻めの体質に切り換わらねばならぬ。自らの健康、自らの生活を自ら律し、自ら守る。言わば自己防衛的自主的判断と行動が望まれるし、そのことで、国民の健康意識につながってゆくものであり、地方には地方の風土、美しい環境があり、それを生かし、成果をあげるため政治はあらねばならぬ。
国民のためにならざる天下りや、その受け入れ団体の見直しや整理は当然であり、今こそ民の声が政治に反映するべきときであると、さわやかに訴えたのが印象的だった。 
(6月19日  滋賀夕刊から引用 )


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